矯正はじめよう!
矯正治療は、矯正治療専門の歯科医院で!
矯正治療は歯科の中でも非常に専門性の高い治療で、特別な知識、技術を必要とします。
現在、矯正治療は多くの一般歯科医院でも行われていますが、専門の研修を大学病院などで受けた先生にみていただくのが安心です。
ひとつの目安として、日本矯正歯科学会の認定医を取得していること、かつ、むし歯の治療などの一般歯科治療は行わず矯正治療のみを行っていることが挙げられます。
他院からの転医について
当院では、転居、進学などの理由で矯正治療の継続が困難になった患者様の受け入れを行っています。
転医の際には円滑な治療の引継ぎのために、治療開始時の模型、写真、レントゲンなどの資料、およびこれまでの治療経過がわかる資料が必要です。
費用は、治療進行程度などにより判断させていただきます。
転医についてのお問い合わせは、お電話(082-240-1182)にてお問い合わせください。
ご紹介を検討されている先生方へ
当院では、“良質な矯正治療をなるべく多くの方々に”をコンセプトに、矯正歯科治療に関する患者様を受け入れる準備が整っております。
矯正治療を希望される患者様、補綴前処置が必要な患者様、転医が必要な患者様などおられましたら是非ご紹介ください。
もし、ご紹介前に症例についてのご相談等ありましたら遠慮なくご連絡ください。必要ありましたら、貴院にも伺わせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
- 最初は矯正装置による不快感、痛み等があるかもしれませんが、数日~1、2週間で慣れる方が多いです。
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間より長くなる可能性があります。
- 装置や顎間ゴムの使用、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が不可欠であり、それらが治療結果や治療期間に影響することがあります。
- 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧な歯磨きが必要です。また、歯が移動すると見えなかったむし歯が見えるようになることもあります。
- 歯の移動に伴い歯根が吸収されることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯の移動中に歯の神経が壊死することがあります。
- 装置の金属によりアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形を修正することにより、咬み合わせの調整を行う可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性があります。
- 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
- あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずが生えて、歯の位置が変化する可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨が減少するとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。
- 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
日本矯正歯科学会 ”矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について” より